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​代表理事メッセージ

このたび、私たちは「一般社団法人 九州・台湾未来研究所」を正式に設立いたしました。九州と台湾という二つの地域が持つポテンシャルと未来への展望をつなぎ、新たな価値の共創を実現するための基盤となることを目指しています。

TSMCの進出を象徴とする九州の産業構造の転換期、そして台湾における教育・DX・人材投資の加速という文脈の中で、私たちは今、「地理的近接性」と「連携実行力」を活かしたアジアとの戦略的共創を求められています。

本研究所は、これらの変化を受けとめ、産業・教育・地域社会をつなぐ共育連携モデルの実装拠点として機能します。単なる人材育成や産業支援を超え、九州と台湾を起点とした“共育エコシステム”の創出、すなわち多分野・多文化・多世代が協働し、知の循環と社会実装を進める新たな共創の形を目指しています。

本研究所が掲げるビジョンは「Move Japan Forward from 九州 — 九州・台湾連携による新たな変革の起点へ」です。このビジョンのもと、台湾と九州が互いに学び、育み合うことで生まれる社会モデルを、世界へと展開してまいります。その実現のため、日台の若手リーダー育成、越境PBLや国際共同研究の支援、さらには大学・企業・行政による協働型実践のプラットフォーム化を通じて、地域を超えた循環型人材育成と社会課題解決のモデルを世界に示していきたいと考えています。

 

私たちは、専門と専門、地域と地域、世代と世代のあいだに“共育”という協力軸をつくり、未来の可能性を共に開いていく挑戦に取り組みます。地域の皆様、台湾の皆様、そして世界中の志ある仲間と共に、この取り組みを育んでいけることを心から願っております。皆様のご理解とご参画を、心よりお願い申し上げます。

一般社団法人 九州・台湾未来研究所
代表理事 隈本直樹

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